私達の体は何で出来ているのでしょう?
なんて聞かれても考えたこともないかもしれませんね。
答えは、水が約60%(酸素+水素)
その他の組織中に酸素65%・炭素18%・水素10%・窒素3%
そしてミネラルはそれ以外の全ての元素のことで
たった4%ですが生命活動になくてはならない大切な元素です。
ミネラルは体内では作られないため食事から摂取する必要があり
その数は16種類で必須ミネラルといいます。
その中でも亜鉛はTリンパ球の増殖・分化に不可欠な役割を持っているため
欠乏すると胸腺の萎縮、T細胞数とヘルパーT細胞の減少、
好中球・マクロファージ・NK細胞の機能低下などが報告されています。
ですので感染症の予防にも必須です。
亜鉛を含む食品は、生牡蠣、煮干し、うなぎ、豚鶏レバー、牛赤身肉、胡麻、カシューナッツ、きなこなどです。
例えば、生牡蠣100gに含まれる亜鉛は14mgほどですので1個15g計算で考えると
7個食べて約100gとして14mgの亜鉛を摂れているのかと思ったら
亜鉛の吸収率は30%程度と言われていますので4.2mgしか摂れていないことになります。
とても摂りずらいミネラルのひとつです。
推奨量は成人男性10mg、成人女性8mgです。
また亜鉛の過剰摂取になると銅が不足してしまいますので
摂取上限は男性40~45mg、女性35mgとなっています。
では、亜鉛が不足しているかどうか?は食事内容を見れば見当がつきます
亜鉛の吸収を阻害する食品があります
リン酸塩、グルタミン酸ナトリウム、フィチン酸などは亜鉛の吸収を阻害するため
インスタントラーメン、コンビニ弁当、ファストフードなどを
日常的に食べていれば亜鉛不足になっています。
免疫力低下、生殖機能低下、皮膚炎、貧血、脱毛、神経感覚障害など様々な弊害が起こってきます。
出来るだけ添加物の少ない食品を選び、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂って吸収率を上げると良いでしょう。
そういったことがなかなか出来ない生活の場合はサプリメントで摂るのも方法です。
亜鉛+銅のサプリメントを選択すると銅不足の心配をしなくてすみます。
海外のサプリメントの方が厳しい基準をクリアしているため「iHarb」で探すことをお勧めします。
枚方市の女性専用鍼灸 鍼灸 藍采和(らんさいわ)